越知帳

緑のふるさと協力隊21期/高知県高岡郡越知町/横畠迎賓館

生姜週間 ―静かな地域活性化

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生姜の収穫まっただ中です!
山積みされたコンテナに畑で収穫した生姜を詰めて出荷されていきます
 
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今日の畑では10人以上が分担して作業。

こぐ(引き抜く)人、かぐ(切る)人、詰める人、量る人、運ぶ人の一連の共同作業です。

 

今回の協力隊の役割は、それぞれの作業が滞らないように、よりスムーズにできるように気を配ること。一人一人の作業の進捗を見て、コンテナにビニール袋をかぶせて次に必要になりそうな場所に置いたり、満杯のコンテナを量りのところまで移動したり、トップカー(運搬機)でトラックまで運んだり。全体を見るのって慣れてないので神経使います^^;

 

最初は物の名前もわからないし、作業の流れも必要な道具も移動先の場所も何もわかりません。でも現場の人の手を止める時間はなるべく減らしたいので、出来る限り人がやってるのを見て、聞くこと・教えてもらうことを少なくしようと必死です(゜ー゜)

 

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最近ほんとに天気がいいです。晴れ渡る青空。雲一つなくて日差しが強烈!
そのかわり朝晩は寒い!日に日に寒暖の差が激しくなっているような気がします…
 

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今回の作業で6月以来4か月ぶりにお会いした方がいて、その時は「色が白くて頼りなさそうでこの子大丈夫か!?と思った」らしいのですが、今回は「この子顔が変わったよ」「日に焼けて体も引き締まって機転が利くようになった」といわれました。変わった自覚はあんまりないんですが、言ってもらえたってことは今までの失敗も少しは実になっているのかなと( ̄▽ ̄)

 

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掘る、切る、詰める、量る、並べる、運ぶ… 一つ一つの作業にも楽に速くきれいに前後の作業との繋がりよくやる工夫があるんだろうなあ。はたから見ててもよくわからないけど^^;
 
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今回は「自分の感覚で動いてみろ」と言われていたので、あまりあれせぇこれせぇと指示されずに、自分の頭と体を使って「働いた!」って感じがしました。
 
 
◉静かな活性化
「地域活性化」とよく言われますが、地域を「活性化」するってどういうことでしょう。
イベントを開催して地域外からたくさんの人に来てもらって賑わうのは「活性化」の顕著な例だと思います。外の人と一緒に盛り上がって元気になるという。人が集まることは楽しいものです。
そしてまた別に、地域を「守る」のも大切なことだと思います。地域の景観が荒れないように草をとったり、畑を耕したり、花を植えたり。住んでいる人が気持ちよく、自分が住んでいる地域ってすてきだなと思えること。一人一人が地域のことを思って、大切にしていくこと。そうして維持されていく風景は目立たないかもしれません。脚光を浴びて注目されることはないかもれません。ありふれているかもしれません。それでもそこに住んでいる人の気持ちが充たされていくとしたら、それは地域の活性化といえないでしょうか。地域の姿を「守る」ことで、そこに住む人たちの心におこる、静かな活性化。
理想論だけど、そういう地域は外から見ても魅力的に感じるのかもしれません。
 
僕は仕事をやめて協力隊に来るとき、次のように書きました。
田舎の地域コミュニティに飛び込んで人間関係や働くことについて学ぶとともに、地域の人々と一緒にささやかな、日常を見つめ直すような、何かおもしろいことを考えたいと思います。 Facebook、2014/3/26)
綺麗事だし実際に「守る活性化」をやるのは相当根気のいる仕事だと思うけど、でも、僕が農山村に行ってみたいと思ったときに魅力に感じていたのはたしかに「ささやかな、日常を見つめ直すような」経験だったし、今もそれはあると思う。限られた時間で出来る事は多くはないけど、行動を起こしてみよう。と思います。